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「おりがみ作品展を終えて」
by 洋子さん



2月23日(月)から27日(金)まで主人のオフィスの一室にて折り紙作品展を開催した。
タイへは主人の赴任によりやって来たが、早いものでもう16年が経過。
団塊の世代の私は還暦を迎えた。子供が居ない為、孫等祝ってくれる親族はいない。
ここで小さな折り紙ミニ教室を開いて7年になるが、自分の記念に還暦のおりがみ展を開くことにした。
日本折り紙協会の会員となり送られてくる月刊誌を基に、生徒に教えながら貯めてきた数々の作品、
動物(12支、動物園)兜(20種類以上も)小箱、鳥(鶴、孔雀、鶏etc.)花、虫、魚、怪獣、
また衝立、ホワイトボード利用の壁掛け作品等、小さな部屋一杯に飾った。

私と折り紙の出会いは20年前にさかのぼる。
主人は中近東のイエメンに駐在したことがあり、私も遅れて赴任し、1年少々住んだことがある。
住んでいるアパートの近くに個人の先生が経営するインターナショナル幼稚園ができ、
人手が足りないからと手伝いに行った。
その時倉庫に折り紙がたくさんあるのを見つけ、私が教えることになった。
しかしいざ実際にやってみると鶴、風船など伝承物を少ししか知らない。
私のレパートリーは少なく、植物のあまり生えない乾燥した土地柄のイエメンに花は咲かなく、
鳥も飛んでこない。
豚は見るのも禁忌だという。
ラクダを作りたいといわれたが、ラクダは折った事がない。
毎週何を教えるべきか悩み、近くに住む子供のいる友人に本を借りて折ったり、
日本から折り紙の本を取り寄せたりして勉強し始めた。
1年ほど悪戦苦闘して後日本に本帰国となり、後ろ髪を引かれながら子供達と別れてきた。
東京に日本折紙協会があることを知り会員となった。
1年間月刊誌の定期購読をしたものの日々日常の雑事や仕事に追われ、
おりがみの勉強は自然に止めてしまった。

16年前にタイ駐在と聞いたとき、今度こそ折り紙を勉強してきちんと教えたいと思った。
クルンテープの折り込みチラシに「折り紙教えます」の宣伝をのせてもらい一人からスタートした折り紙教室。
この7年間私も生徒さんから育てていただいた。
還暦の記念にこのような折り紙作品展を開くことができ、
思いがけず多くの方に来ていただき、本当に感謝感激している。
15cm角の紙一枚あれば誰でもどこでも折れるおりがみ。
この拙文がきっかけとなりおりがみに興味を持っていただく方が増え、同好の志を増やすことができたらこれに勝る喜びはありません。            (洋子)








写真の説明:(ITTFの好意により掲載)
左:福岡春菜 2009年世界選手権横浜大会 右利き シェーク
右:樋浦令子 2009年世界選手権横浜大会 右利き シェーク



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